2023.04.15
令和5年度 あいさつ「Dream For Ever」
令和5年度が始まりました。本年度も、よろしくお願いいたします。
本年度でコロナ禍も終わればと思います。本校はJRと阪神の西九条駅付近にあるのですが、最近USJに行かれる若い方々が多く見受けられます。海外の方々も多く、日本の観光が復活しつつあり、新しい胎動が感じられ嬉しく思いました。
本校は、4月7日に昇陽中学校・高等学校の入学式を挙行しました。私は、式辞として本校の建学の精神「奉仕のこころ」や教育方針「For Others(人々のために)」にあるような思いやりと社会貢献の精神を受け継いでほしいと述べました。また、本気になれるものを探してほしいと激励しました。新入生の皆さんには、まだまだ慣れないと思いますが、体調に気をつけて早く学校になじんでほしいと思います。
また、4月10日の始業式では、私は挨拶として、新しい出会いを大切にしてほしいと述べました。出会いは、自分ではどうする事の出来ない運命や縁ですが、だからこそ思いがけない一生の出会いもあります。
さらに、ある作家の「青春は短い。…(中略)夢を見る事を止めた時、その人の青春は終わる。」の言葉を紹介しました。夢ばかり見ているようでは困りますが、中学、高校時代は、夢や志が生きる力の原動力になります。
よく考えますと、本校のスローガンや目標にも、夢(Dream)が出てきます。来年創立100周年になりますが、そのスローガンが「Show Your Dream(あなたの夢を聞かせて)」ですし、本校校歌も「Dream For Ever」です。校歌はもず昌平先生に作詞を、キダ・タロー先生に作曲をお願いしたもので、明るく自然に口ずさむことのできる校歌です。もず先生は、「Dream For Ever」の詩に、生涯青春、生涯現役、命ある限りアクティブに生きるとの思いを込めて作られたそうです。卒業生も含めて、大学や就職などの進路実現、部活動の健闘など夢実現に向けて、頑張ってくれました。最後に、本校生徒に対してエールを込めて、本校校歌を紹介したいと思います♫
「Dream For Ever」 もず昌平作詞 キダ・タロー作曲
友よ 共に過ごす 青春の日々に
何を学んで 何を問うのか?
心 曇らすことなく 志 育てたい
校庭(にわ)の桜の花陰で
交わした友情を 決して捨てないさ
Dream For Ever Dream For Ever Dream For Ever
Dream For Ever Dream For Ever Dream For Ever
我らの昇陽